【熊事件】北海道幌加内でヒグマに襲われ死亡!朱鞠内湖付近の出没場所!

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【熊事件】北海道幌加内でヒグマに襲われ死亡!朱鞠内湖付近の出没場所!
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この記事では次の内容についてお伝えしていきます。

  • 北海道幌加内でヒグマに襲われ死亡
  • 朱鞠内湖付近のヒグマ出没場所
目次

北海道幌加内で釣り人男性がヒグマに襲われ死亡

2023年5月14日午後5時から午後9時までの間、北海道幌加内(ほろかない)にある「朱鞠内湖ナマコ沢西岸奥部」で、一人で朱鞠内湖(しゅりまないこ)に来ていた釣り人がヒグマに襲われ死亡しました。

詳しい被害状況

道の「ヒグマによる人身事故発生状況」からは、幻の淡水魚「イトウ」釣りに来ていたのは興部町(おこっぺちょう)在住の54歳の男性で、熊除けのためと思われる爆竹を所持していたようです。調査によると、男性は渡し船を使い事件発生場所より200mほど南岸で下船し、釣りをしていたと思われます。

この男性の遺体発見場所は、砂や泥が堆積した湖岸で、男性が襲われた場所だと推測されます。ナマコ沢西岸奥部はシラカンバやミズナラといった広葉樹の木々とトド松が混ざった森林エリアで、当時は背丈160cmもある笹も群生している場所でした。

襲った「ヒグマ」はオスの満3歳で、このオスのヒグマは被害者男性を襲い、そのまま食べています。

5月15日、ハンターによってこの熊は射殺され、駆除に至っています。

この事件現場は凄惨なもので、5月17日にハンターや警察官、そして町職員らによる捜索により、湖北東部の入江付近で、草木が覆うように被せられた「胴体」とみられる遺体の一部が発見され、その損傷は激しいものだったといいます。15日には付近で頭部が見つかっていて、ヒグマの胃袋には「肉片や骨片が混ざっていて、その容量は9kgもあった」と言います。

男性が襲われた場所は、事件発生の5日前に「熊の目撃情報」があった場所の付近でした。

一般的に、熊は警戒心が強くて人に気づくと逃げることも多く、積極的に人を襲うという事は稀なケースではあるのですが、今回の事件を起こした「ヒグマ」は、「ヒトを恐れない個体」であったそうです。と言うのも、事件発生の5日前である5月9日に、朱鞠内湖で熊を目撃した男性は,「笛を鳴らしてもまったく反応せず,悠然と歩いてきた」と話しています。

つまりは、この熊は人慣れした「アーバン・ベア」であった可能性もあるということです。

人間を餌にする「アーバン・ベア」と呼ばれる熊と、北海道のハンター事情について詳しくは「ハンター辞退する安すぎる熊の駆除報酬!北海道のリアルなヒグマ事情!」の記事をご覧ください。

幌加内町とは

幌加内町は、北海道の中央部に位置し、豊かな自然環境と独特の文化が魅力的な地域です。町は広大な森林と清澄な流れを持つ河川が特徴で、林業や農業が主な産業として栄えています。

特に、高品質なそばの生産地として知られ、幌加内そばは全国的にも有名です。冬季は豊富な雪量を利用したスキーやスノーボードなどのウィンタースポーツが楽しめる一方で、夏にはハイキングやキャンプなど、自然を満喫するアクティビティが人気です。

北海道幌加内朱鞠内湖付近のヒグマ出没場所

すでに人を殺害し捕食した熊は射殺され駆除されていますが、今回の人を襲った「ヒグマ」が出没したとされる地域は幌加内町「朱鞠内湖ナマコ沢西岸奥部」となります。

幌加内町役場では「最新の熊の出没状況」を便利な「アニマルアラート」で公開していて、住民をはじめとする付近の方へ注意を呼び掛けています。

>>>アニマルアラート「北海道幌加内町版」はこちら

ヒグマの姿・足跡・フンなど目撃情報の提供はこちら

幌加内町役場 産業課 農林振興係

電話:0165-35-2122

【熊事件】北海道幌加内でヒグマに襲われ死亡!朱鞠内湖付近の出没場所!

今回は、以下の内容についてお伝えしてきました。

  • 北海道幌加内でヒグマに襲われ死亡
  • 朱鞠内湖付近のヒグマ出没場所

2024年6月3日午前11時過ぎ、幌加内町朱鞠内の国道275号線上において、体長1.5mほどの「ヒグマ」の目撃情報がありました。幌加内町では、毎年5月から7月は熊の繁殖時期のため、オスはメスを求めて行動範囲が広くなること、子連れのメスグマは子グマを守るため攻撃的(狂暴)になること、などから十分な注意を呼び掛けています。

また、5月1日にも同様に国道275号線及び道道251号線の交点から1.8km北上した道路わきで、熊のフンと足跡が発見されています。釣りやキャンプ、山菜取りなどのアクティビティを楽しまれる方は、十分な備えと危機管理を徹底して、なるべく明るい昼間の時間、できれば複数人で行動するように心がけていただきたいと思います。

それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました!

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沼主

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