「ミッドジャーニーで日本語対応!文字出力を成功させるコツ

当ページのリンクには広告が含まれています。
【Midjourney】生成画像に日本語と英数字の文字出力をするプロンプト!
  • URLをコピーしました!

この記事では次の内容についてお伝えしていきます。

  • ミッドジャーニーで英数字の文字出力
  • ミッドジャーニーで日本語の文字出力

ミッドジャーニーの様々な使い方やプロンプトについては、以下の記事で目的別にご案内しています。

目次

【ミッドジャーニー】生成画像に英数字を文字出力するプロンプト

※本記事は高品質な画像を多く含むため、パソコンで閲覧することをおすすめします(スマホの場合、スクロールに画像の読み込みが追い付かない可能性があります)

まずは、ミッドジャーニーで生成する画像の中に任意の英数字を文字出力するプロンプトについて詳しく解説していきます。

AI画像生成をしていると、特定のオブジェクト(キャラや物)に任意の「文字」を入れたいことがあります。例えば、イラストのキャラクターが着ているTシャツの文字プリントや紙に書かれた文字などです。
※画像の下にある英数字は実際の生成プロンプトになります(以下、共通)

The girl holds a piece of paper written the word “Hello” –ar 16:9 –s 50
The girl holds a piece of paper written the word “Hello” –ar 16:9 –niji 6 –s 50

1つめの画像では「Hello」という文字を紙に書くような指示を行い、2枚目の画像では【–niji 6】というプロンプトを使い、イラスト風に仕上げてみました。どちらも、問題なく指定した文字出力が実行されているのがわかります。

プロンプトは以下の通りです(コピーして使用できます)。

/imagine prompt: The girl holds a piece of paper written the word “Hello” –ar 16:9 –s 50
a mug, “123”, –ar 16:9 –s 50
a mug, “123”, –ar 16:9 –niji 6 –s 50

同様にそれぞれの画像に今度は「123」という数字を入れたマグカップの画像を生成してみましたが、数字も問題なく実写とイラストの両方で生成できているのがわかりますね。

プロンプトは以下の通りです(コピーして使用できます)。

/imagine prompt: a mug, “123”, –ar 16:9 –s 50
The girl wear a red T-shirt “I Love You”, –ar 16:9 –s 50
The girl wear a red T-shirt “I Love You”, –ar 16:9 –niji 6 –s 50

続いては、1つ目の画像では「I Love You」という文字をTシャツにプリントするような指示を行ってみました。イラスト画像と比較してもどちらも問題なく文字出力が実行されたのがわかります。

プロンプトは以下の通りです(コピーして使用できます)。

/imagine prompt: The girl wear a red T-shirt “I Love You”, –ar 16:9 –s 50

ミッドジャーニーでは文字出力(文字入れ)をダブルクオート【”入力したい文字“】で囲みます。例えばTシャツに「I Love You」と入れたい場合は”I Love You”と囲む感じです。

あと、いまのところコツとしては「紙に書かれた文字」については「written the word “入力したい文字“」を使用することで、ミッドジャーニーが「紙に書かれた文字」と認識するのか、汎用性は高い感じはします。

イメージ通りの画像にイメージ通りの文字を入力することが大事

単純に文字出力(文字入れ)が出来たからと言って喜んではいけません。あくまでも、意図した目的の画像(キャラクターや物体)を作成したそのうえで、指定する特定の箇所に文字出力ができることが大事です。

実際に具体化したいイメージの詳細を決めて、しっかりとプロンプトで指示すると以下のように自由度の高い「文字出力」したAI画像生成が可能になります。

それぞれの画像については以下の解説の通りです。

  • 画像①:水着姿の金髪美女で”Go Now”と書かれたポスター
  • 画像②:前衛的な黒と青をベースとする”Buy for Now”と書かれた企業ロゴ
  • 画像③:机の上にある”sip slowly”と書かれたマグカップ
  • 画像④:深夜のNew York市内にある”Beer”と書かれたBarのネオンサイン

このように、英数字はかなりイイ感じに文字出力を自由度高くプロンプトで指示することが可能です。

【ミッドジャーニー】生成画像に日本語の文字入れをするプロンプト

ここからは、ミッドジャーニーで生成した画像に日本語で文字入れをするためのプロンプトについて詳しく解説していきます。

The girl holds a piece of paper written the word “こんにちわ” –ar 16:9 –niji 6 –s 50
The girl holds a piece of paper written the word “こんにちわ” –ar 16:9 –s 50

まずは上の2枚の画像を見比べてみてください。

1枚目の画像は【–niji 6】のプロンプトを使用してイラストにしていますが、2枚目の画像はイラスト【–niji 6】というプロンプトを外しています。これら2枚の画像を比べると明らかですが、生成した文字出力の精度に明らかな違いが出たことがわかりますね。

にじジャーニーV6モデル(Niji 6)とは

にじジャーニーV6モデルとは、ミッドジャーニーで使用することができる「イラストに特化」したプロンプトになります。V6モデルは2024年1月30日にV5のアップデート版として公式にリリースされました。

プロンプトは以下の通りです(コピーして使用できます)。

/imagine prompt: The girl holds a piece of paper written the word “こんにちわ” –ar 16:9 –niji 6 –s 50
日本語の出力方法

(プロンプト全体)

The girl holds a piece of paper written the word “こんにちわ–ar 16:9 –niji 6 –s 50

  • 赤色:日本語入力欄
  • 青色:-アスペクト比率
  • 緑色:芸術性(0(デフォルト)から1000)数値が高いほど芸術的、.0だと実写的

【–niji 6】にすることと【–v 6.0】というver指定を行わないことで日本語出力が上がります

ミッドジャーニーでは、生成画像内の特定のオブジェクトに任意の文字出力をプロンプトで行うことができます。しかし、先にお伝えしておくと、ミッドジャーニーは「英数字」を得意としているため日本語については完璧に再現をすることが難しいことがわかります。

そのため、現在のミッドジャーニーのバージョン(v6.1)では基本的には「英数字」を得意とし、日本語で生成したい場合はイラストにすることで比較的精度の高い文字出力が可能という結果になりました。

かわいい女の子の驚きながら「あの・・・好きです」という告白のシーンを想定したイラストになります。若干の違和感が出た場合は何度か生成を繰り返してみることをおすすめします。

ちなみに、漢字を使用する場合は多少の「ひらがな」を入れておいた方が、ミッドジャーニーが「日本語」と理解してくれるらしいので、うまく組み合わせてみてください。

こちらは少しだけ日本語を複雑にして「私と遊びませんか?」という指示を与えてみましたが、崩れたり文字がおかしかったりしますね。イラストといえど、あまり難しい日本語にはまだ対応することは難しいようです。

「ミッドジャーニーで日本語対応!文字出力を成功させるコツ

今回は、以下の内容についてお伝えしてきました。

  • ミッドジャーニーで英数字の文字出力
  • ミッドジャーニーで日本語の文字出力

ミッドジャーニーではバージョン6以降、英数字だけでなく【–niji 6】プロンプトを使用することで、イラストにはなりますが日本語による簡単な文字出力が実現可能になりました。このプロンプトを応用することで、紙や看板はもちろん、シャツなどの衣類やコップなどの食器にも文字入れが可能になります。

この技術を学習することで、また一つミッドジャーニーの使い方を実用的に仕事に役立てることができますね。

それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました!

ミッドジャーニーで使用するプロンプト集や各パラメーターについては、以下の記事で詳しく解説しています。

自由にSNSで拡散(引用)OKです
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
沼主

当メディアはリンクフリーです。SNSやホムペでご紹介いただけると嬉しいです。

コメント

コメントする

CAPTCHA

目次