【ジェフリー・エプスタイン】パームビーチ被害者女性の証言!弁護士の見解!

当ページのリンクには広告が含まれています。
【ジェフリー・エプスタイン】パームビーチ被害者女性の証言!弁護士の見解!
  • URLをコピーしました!

この記事では次のことをお伝えしています。

  • パームビーチ被害者女性の証言
  • 3人の被害者弁護士の見解
目次

【ジェフリー・エプスタイン】パームビーチで起きた真実!被害者女性たちの証言

アメリカ史上最悪のペドフィリアと呼ばれる「ジェフリー・エプスタイン」が、フロリダ州パームビーチで少女たちに実際に行ってきた性的虐待について、被害者女性たちの証言をもとにお伝えしていきます。今回取り上げる事件については、主にパームビーチ(ジェフリーの別荘があった場所)で起こった内容に基づくものです。
※不快な内容や表現を含むため、予めご了承ください。

ギレーヌ・マクスウェルとの関係性や共犯内容については「【ジェフリー・エプスタイン】少女達を支配したペドフィリアを徹底解説!共犯者で恋人ギレーヌの恐ろしい手口!」で紹介しています。

ペドフィリアとは

ペドフィリア(英: pedophilia)とは、成人もしくは思春期後期による児童に対する性的思考を有する精神障害のことです。思春期の子どもへの性的思考はエフェボフィリア(英: ephebophilia)と言います。

組織図

被害者女性たちの証言によって判明した「組織図」によると、トップは「ジェフリー・エプスタイン」と恋人「ギレーヌ・マクスウェル」です。そして、それを取り巻く「ネズミ講」のように被害者女性たちによる「性的搾取」を目的とする「未成年者らの巨大ネットワーク」が形成されていました。

また、政財界の大物たちの顧客リストの存在も公開されており、顧客でもあり有事の際の頼れる「人脈」も世界中にもっていたとされています。彼らVIP顧客は、いまや世界中に有名になった「エプスタイン島」に招待されました。

政財界の大物たちが接待を受けたとされるエプスタイン島については「【ジェフリー・エプスタイン】エプスタイン島事件を解説!リトル・セント・ジェームズ島の不可解な謎!」で紹介しています。

被害者女性の証言

法廷で証言した被害者女性の過半数が、ペドフィリアであるジェフリー・エプスタインに暴行されたと語ったのは「1990年代から2000年代初期」にかけてのことです。まさにそれは、ジェフリーにとっての「黄金時代」であり、念願だった億万長者入りを果たした頃でした。

大人になった女性たちは立ち上がり証言する(戦う)ことを決意、関係者すべての女性たちに向けて「情報提供」を求めました。

少女たちの証言から、ジェフリーは「少女との性行為ばかりを考えていた人物、自分の好みを理解させるようなトレーニングを行う、少女に別の少女を紹介させていた」という事実が判明。勧誘係の目的をストレートにまとめると「若くて、無垢で、従順そうな餌食になる子を探すこと」だったそうです。そして、この仕組みこそがまさに「ネズミ講」と言われています。

いったい、閑静な高級住宅地であるパームビーチで何があったのでしょうか?

ここからは、被害にあった2人の女性の証言から、実際に起きた出来事について紹介していきます。

コートニーの体験

2002年、当時14歳だったコートニーはビーチでジェフリーから「200ドルでマッサージをしないか」と誘われました(※友人からの誘いだった可能性あり)。コートニーがジェフリー・エプスタインの邸宅を訪れるとそこには「専属シェフや秘書のいる美しい豪邸で、素足のモデルもいました」と語っています。

コートニーは友人に案内されて2階にあがるとジェフリーがいて、慣れた素振りで軽く挨拶をするとジェフリーは台に寝そべりコートニーはマッサージを行っていきます。それが終わるとジェフリーは友人を1階に行くように指示を出します。コートニーは「ブラとパンツを脱いだ裸になるよう言われた」と語っており、そこからジェフリーによるいたずらがはじまったそうです。

コートニーは子供だったため、恐怖感もありされるがままであったと言います。そして、もう二度と来ないと心に決めて帰宅するのですが、行けば大金をもらえることから考えを切り替えてしまいます。

バージニアの体験

1999年、バージニアは16歳の夏、ジェフリー・エプスタインと出会います。当時の彼女はドナルド・トランプが所有する巨大な別荘『マー・ア・ラゴ』のスパでロッカー係をしていたそうです。

ウエスト・パームビーチで起きた始まりの悲劇

ある日、図書館でマッサージの参考書を読んでいた彼女にジェフリーの恋人で共犯であったギレーヌ・マクスウェルが声をかけます。ギレーヌは、バージニアの夢が「マッサージ師になること」だったことから、知り合い(ジェフリー)の「専属マッサージ師」にならないかという勧誘を仕掛けます。

バージニアは、当時のギレーヌの印象として「優しそうな英国人女性の勧誘だったことから疑いもしなかった」と語っています。

このようにギレーヌから勧誘(声がけ)された女性の多くは、ギレーヌが上品なので皆一同に信じたと語っています。つまりは、ギレーヌはギレーヌが持つ、育ちの良さと英国訛りを巧みに駆使することで、若い女性たちを勧誘するしていました。

他の少女と同じように、ジェフリーのいる部屋に行くとジェフリーは裸で寝そべっており、ギレーヌと視線を合わせて、お眼鏡にかなったのか「ニヤッ」と笑ったそうです。マッサージをしながらジェフリーはバージニアに色々な質問し、バージニアもこの仕事を欲していたことから「路上生活のこと、性的虐待のこと」などさまざまな家庭環境について、正直に話したといいます。

マッサージの施術は、ギレーヌと2人で行ったらしく突如ジェフリーから服を脱ぐように言われ(下着のハート柄が気に入ったとの理由)、ギレーヌと一緒に裸になります(マッサージ中は全員が裸になるのがルールなんだということも言われている少女がいます)。そして、ギレーヌはバージニアのカラダを触り、オーラスセックスをされたと語っています。

バージニアは、異様な世界だという自覚がありつつも、自分に自信がなかったこと、自宅に帰れば虐待が待っていることなどから、翌日からジェフリ-の元へ通うようになります。

あまり口数が少なく、ジェフリーが望むことに対し何でも従っていたというバージニアは、ジェフリーからとても気に入られたようで、ある日2人から「世界中を回ろう」と声をかけられます。「想像を超えた世界に行こう」と。

バージニアによると、ジェフリーとギレーヌは「虐待を正常に見せかけ少し変わった家族のように思わせた」と言います。一緒にテレビを楽しみ、ドライブをして、海や山にも出かけたと言います。

英国アンドリュー王子との出会いと性虐待

2001年3月10日、ロンドンにあるギレーヌ・マクスウェルの邸宅に英国ヨーク公爵アンドルー王子が訪ねて来たそうです。アンドリュー王子は、あのエリザベス女王の第3子(次男)になるんですね。ギレーヌは、アンドリュー王子と以前から交流があり友人関係だったようです。

バージニアは、アンドリュー王子とギレーヌと一緒にお茶をしたそうです。そして、夜になると市内にあるダンスクラブへと行き、一緒に踊ったそうです(王子とクラブとかすごいですよね)。バージニアは、この時のことについて「往時の汗がかかって気持ち悪かった」と語っていますが、後のインタビューで謎の「当時は汗をかかない体質(病気?)だった」と語っていて、後々発覚するこの件については英国市民から大バッシングされています。

その後、バージニアたちはギレーヌの邸宅に帰宅、3人は2階へとあがります。すると、バージニアは使い捨てカメラで王子に写真を一緒に撮っても良いかと尋ね、アンドリュー王子とギレーヌとスリーショットを撮影します(後々、この時の写真が揺るがない一つの証拠となり、王子はこの時のことについて一切記憶にないと語っている)。

すると、ギレーヌはバージニアにこう言ったそうです。

”あれを彼にもするのよ”

写真撮影の直後に、バージニアはアンドリュー王子から性虐待を受けました。後に、リトル・セント・ジェームズ島(エプスタイン島)でも、従業員がトップレスのバージニアとアンドリュー王子が一緒にいるところを見ていて、王子はバージニアがお気に入りだった様子です。

顧問弁護士アラン・ダーショウィッツからの性虐待

バージニアは、少なくともジェフリー・エプスタインの顧問弁護士であるアラン・ダーショウィッツから「6回以上」は「性虐待」をされたと語っています。

バージニアによると、ジェフリーによってアラン・ダーショウィッツの元へと送られたそうです。つまりは、アランのいる場所へ送迎され、性奉仕を強要されたということです。

しかし、アランはこれを完全に否定します。そして、後のインタビューの中で「これまで、未成年者との性行為など一切したことはない、たとえそれがわたしが10代の頃であってもだ」と語っています。

2人の意見は真っ向から対立し、双方が「名誉棄損」として裁判で争うことになります。

続いては、被害者女性たちの弁護士の見解についてご紹介して行きます。

【ジェフリー・エプスタイン】3人の被害者弁護士の見解

これから紹介する3人の弁護士たちは被害者女性たちから信じられないような体験を次々と告げられます。それらの証言によって、隠されていたジェフリー・エプスタインが行った「性虐待」の事実が明らかになっていきました。

弁護士ブリタニー・ヘンダーソン

ブリタニー・ヘンダーソンは、少女たちの証言からパームビーチにある一つの高校がターゲットとされていたと見なしています。ブリタニーは、以下のように語っています。

同じ高校に通う女子高生が何人も何人も、この豪邸にマッサージをしに訪れています。胸や膣を触られ、性交もした。だいたいが18歳だったが14歳の少女も混じっていました。

その後も、少女たちは(お金の為に)通い続けます。そんな少女たちに対し、ジェフリーは時間をかけて教育していきます。

最初は、普通にマッサージをさせますが、次に下着姿でマッサージをさせるなど、要求は次第にエスカレートしていきます。

ギレーヌはジェフリーと一緒に、性的暴力を続ける環境を作っていったのです。

弁護士ブラッド・エドワーズ

ブラッド・エドワーズは、コートニーの証言からジェフリー・エプスタインが少女を使い、性○罪ネットワークを構築し、機能させていたことを理解します。ブラッドは以下のように語っています。

当時貧しかった14歳のコートニーに、ジェフリーは「君と同じ年頃の少女を誰か連れてくれば200ドル渡す」と提案します。コートニーは14歳から16歳の少女を30人ほど案内しました。

少女は、シャワー室で大泣きしたと語っています。そして「わたしの人生は乱暴される人生で、路上生活に戻るよりもマシなのかも」と自分に言い聞かせたそうです。

弁護士スペンサー・クヴィン

実際にジェフリー・エプスタインとやり取りをした経験を持つ、スペンサー・クヴィンはジェフリーの印象について以下のように語っています。

彼はいつも、自分が最も賢いかのようなふるまいをした、まるで「わたしは権力者で大富豪だ、くだらない質問はよせ」と言っているようだったと語る

実際に、ジェフリーは「富」と「権力」を巧みに利用し、警察やFBIによる捜査はもちろん、逮捕や起訴にまで絶大なる影響力を与えています。

ジェフリー・エプスタインの逮捕劇と不可解な出来事については「【富と権力】ジェフリー・エプスタインの逮捕と起訴!FBIをも動かした事件の結末!」をご覧ください。

【ジェフリー・エプスタイン】パームビーチ被害者女性の証言!弁護士の見解!

今回は、以下の内容についてお伝えしてきました。

  • パームビーチ被害者女性の証言
  • 3人の被害者弁護士の見解

この記事で紹介した衝撃的な被害者女性たちの証言は、あくまでも氷山の一角であり、実際どれだけの数の少女が被害にあったのかついては、未だに把握できていない状況です。

少女たちは、「ジェフリー・エプスタインの富や権力」を恐れ、大半が泣き寝入りをしますが、一方で友人などをジェフリーに紹介して報酬を得ていた少女たちは「第二級犯罪者」となることもあり、被害者でありながら、米国の法律上は加害者にもなり得てしまうのです。

実際に警察での取り調べの際に、少女によるそれら斡旋行為について、刑事から諭されていて、その時に初めて「犯罪者」であるという認識をした少女も多いと思われます。ジェフリーの卑劣かつ狡猾な手口は、被害者女性たちを「加害者でありジェフリーの共犯者」に仕立て上げていたのです。

それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました!

ジェフリー・エプスタイン怪死については「ジェフリー・エプスタインが怪死した拘置所と死因!他殺と言われる理由まとめ!」で詳しく紹介しています。

自由にSNSで拡散(引用)OKです
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
沼主

当メディアはリンクフリーです。SNSやホムペでご紹介いただけると嬉しいです。

コメント

コメントする

CAPTCHA

目次