【ジェフリー・エプスタイン】少女達を支配したペドフィリアを徹底解説!共犯者で恋人ギレーヌの恐ろしい手口!

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  • 「ジェフリー・エプスタイン」少女たちを支配したアメリカ史上最悪のペドフィリア
  • 「ジェフリー・エプスタイン」共犯者で恋人ギレーヌの恐ろしい手口と共謀
目次

【ジェフリー・エプスタイン】少女たちを支配したアメリカ史上最悪のペドフィリア

出典:「ウォール・ストリート・ジャーナル」

ジェフリー・エプスタインは重度のペドフィリアであり、世界を揺るがしたアメリカ史上最悪の○犯罪者です。富と権力をもつジェフリーは絶大なる影響力を誇り、逮捕や起訴などを異例の減刑措置で切り抜けていきますが、最後には「自殺」と発表されていますが、不可解な「怪死」を遂げています。
※不快な内容や表現を含むため、予めご了承ください。

ジェフリー・エプスタイン怪死については「ジェフリー・エプスタインが怪死した拘置所と死因!他殺と言われる理由まとめ!」で詳しく紹介しています。

ペドフィリアとは

ペドフィリア(英: pedophilia)とは、成人もしくは思春期後期による児童に対する性的思考を有する精神障害のことです。思春期の子どもへの性的思考はエフェボフィリア(英: ephebophilia)と言います。

ここからは、可能な限り取材を行い繋ぎ合わせた内容をもとにジェフリー・エプスタインは、いったいどのような人物だったのか、ジェフリーが行ったとされる「性犯罪」について、できるだけ詳しく、わかりやすくお伝えしていきたいと思います。

ジェフリー・エプスタインの略歴

1953年1月20日、ニューヨーク市ブルックリン出身のジェフリー・エプスタインはコニーアイランドの労働階級の家庭に生まれて育てられました。父親の職場はNY市の公園局で、両親は「教育」の重要性をジェフリーに教え込んだそうです。そのおかげもあってか、わずか16歳で高校を卒業すると難関大学のクーパーユニオンに入学(物理学を専攻)します。

しかし、せっかく入学した大学を突如として中退します。その理由については答えていません。

その後、1974年にマンハッタンにある名門私立校ドルトンで数学と理系担当の教師に就任(当時20歳)、同僚だった女性によると、服装はまったく教師には見えず、カジュアルな襟幅の広いジャケットに金のネックレス、シャツのボタンを外し、胸元を出していたと言います。

当時の写真もみましたが、このあたりから雰囲気的に「性」を意識するようになっていたんだと思います。

ジェフリーの家庭は労働階級だったため、ドルトンに通う裕福な家庭は魅力的に映っていたそうです。そして、この学校こそ後のジェフリーの人生を変えた運命の場所となります。

投資銀行「ベア・スターンズ」へ入社

富裕層に憧れていたジェフリーにとって、千載一遇のチャンスが訪れます。この時の教え子に米国有数の投資銀行「ベア・スターンズ」会長の息子がいて、この出会いが彼のウォールストリート進出の足掛かりとなりました。

1976年、ベア・スターンズに入社し、アラン・グリーンバーグCEOの下で働きます。この時、偶然にもグリーンバーグが好んで採用したのが「貧しくも聡明で貪欲な人物」でした。まさに、ジェフリーはその条件をすべて満たしていました。

入社後、ジェフリーは才能を開花させ入社時23歳からわずか4年後にパートナーの地位にまで昇格します。1980年には女性誌のインタビューに対して「金持ちしか相手にしない」と語っていますので、この頃から、仕事をする相手、付き合う相手を選んでいったように感じます。

1981年、社内で不正取引疑惑があり、それがのちにインサイダー取引であることが発覚、ジェフリーはこの取引の後に退職しています。この事件に関して、どこまでジェフリーがかかわっていたのかは、不明ですが、ドルトン退職の時もベア・スターンズ退職の時も、「辞職の理由が上司と正反対と言えるほど異なっていた」ということが、わかっています。

ネズミ講詐欺での逮捕を免れる

1987年、ベア・スターンズを解雇されたジェフリー・エプスタインは年間15億ドルを回収する債権会社CEOのスティーブン・ホッフェンバーグと出会います。スティーブンは、欧州でジェフリーを使っていたCEOから彼を推薦されたのだと言います。そして、「北米で採用しないか?」という提案を受けることにしたそうです。

しかし、ジェフリーは「会社の金を使い込んでいた、明らかにポンジ・スキームを(顧客に)薦めていた」とスティーブンは言います。スティーブンによるとジェフリーは「会社を利用してネズミ講詐欺をやろう」と画策しており、「自分位は倫理観などない」と答えていたと言います。

結果、ジェフリー・エプスタインは大儲けしたのだとスティーブンは言います。

スティーブン・ホッフェンバーグは「自社の利益を粉飾し、4億6000万ドルの詐欺」を働きました。

ジェフリーはスティーブンのビジネスパートナーになり、そして日々犯罪行為に手を染めていったと言います。証券会社や嘘の資産運用を担当し、「株価や証券運用益を粉飾していた」と言います。

その後、事件が明るみとなり、ホッフェンバーグは答弁に立ち、自らがポンジスキームを「告白」して金融詐欺が発覚することになります。ジェフリーも共犯者でした。

しかし、この事件の「逮捕者はスティーブン1人だけ」でした。スティーブン・ホッフェンバーグはこの後、20年間を刑務所で過ごすことになります。後の取材に対して、スティーブンは、「面接をしたが全く彼の独壇場だった、天才的でした。彼には出会った人を完全にコントロールして操作できるカリスマがある」と語っています。

また、スティーブンによるとジェフリーは米国司法省と協力関係にあり、司法取引をしたと聞かされたそうです。スティーブは「きっと私のことを悪く伝えたと思います」、「彼が潔白であると主張したかったからだ」、それが彼の計画だったのだと言います。

また、ジェフリーはスティーブンを30年以上悩ませ続けた男であり、スティーブンはジェフリーを富豪にしてしまったこと、そしてそれが後の少女たちへの悲劇につながってしまったことを語っています。

莫大な資産と築いた背景とその原点

スティーブン・ホッフェンバーグによると、ジェフリー・エプスタインの原点は「レスリー・ウェクスナー」にあるといます。ジェフリーは莫大な資金と引き換えに魂を売ったのだとも語りました。

1986年、ニューオルバニーにはオハイオ随一と言われる、レスリー・ウェクスナーの邸宅があります。レスリーは1963年に女性向けアパレルブランド「ザ・リミテッド」を始めました。そしていまでこそ日本でも有名な「ヴィクトリアズ・シークレット」の買収し大成功を収めます。

レスリーは、ジェフリーに資産運用任せたのだそうです。ジェフリーと同類でレスリーもまた、支配力の強い人物だったと言います。レスリーはカリスマ性のある実業界の巨人のような存在だったそうです。

スティーブンは「ジェフリーは私とレスリーの両方とあの頃は仕事をしていて、よくレスリーの専用機でオハイオに飛んでいた」のだと語っています。そして、ジェフリーはスティーブンに対して「レスリーの感情を支配するのは簡単だ」と言ったとそうです。そのうえで、ジェフリーは「レスリーを自在に操り、財産を支配する」と言ったそうです。

スティーブによるとジェフリーはレスリーの資産を使って大儲けする計画だったのだと語っています。

1991年から2006年の間、ジェフリー・エプスタインは13億ドルものレスリー・ウェクスナーの資産の運用しました。しかしながら、2007年にジェフリーが「4600万ドル」の資金を横領したことで関係に亀裂が生じました。

レスリーのすごいところは、この件について一切の告訴をしていないことです。

ジェフリーは、間違いなくレスリーの資産運用の時期に莫大な資産を築いたと言えます。

ウエストパームビーチで起こった悲劇

1990年、ジェフリー・エプスタイン(当時45歳前後)はウエストパームビーチに別荘を購入します。ウエストパームビーチは、フロリダ州南東部にある観光・保養地として知られていて、避寒のための別荘も多く立ち並んでいます。この土地は、19世紀末に鉄道王「ヘンリー・フラッグラー」が高級リゾートとして開発したことで誕生しました。

また、パームビーチには昔から排他的な面があり、周りから孤立しほとんど外部の人間同士での接触はない「富裕層が住む”島”とも言えるのだと言います。

2007年、ジェフリーの近隣に越してしたライターのジェームス・パターソンは、ジェフリーについて「大金持ちで、憧れの生活を送る人物だったと」語っており、ジェフリーはパームビーチに500万ドルする豪華な別荘、ニューヨーク市には広い自宅、パリにはマンション、カリブ海にあるプライベートアイランド(後に語られるエプスタイン島のこと)、ニューメキシコには牧場、他にもヘリコプターから自家用機までも所有していたと語っています。

そして、この全米屈指の富裕層が暮らしているリゾート地フロリダパームビーチで悲劇は起こります。

実のところ、高級リゾートと言っても、ウエストパームビーチの西側には中流の住宅地もあり、さらに西側には低所得層の住宅地もあります。そして、ジェフリー・エプスタインは、この「低所得層の住宅地に住む少女たち」を意図的に狙って餌食にしていきます。

その狡猾な方法とは、生活に困窮したり、家庭に問題があったりした14歳から18歳の少女たちに「200ドルでマッサージを依頼する」というものでした。少女たちからすれば「200ドルは大金だった」こと、そして仕事内容が「マッサージをするという」バイト感覚だったこと、そして何より、豪邸に住む違和感のない、洗練されたミドルエイジのジェフリー・エプスタインへの安心感から、多くの少女が餌食となっていきます。

ジェフリーは、少女たちに自宅2階の部屋でマッサージを施術させると、巧みな話術で「悩み(主に生活や家庭について)」を聞き出して、その「弱み」に漬け込むかたちで、専属マッサージ師としての仕事をオファーします。

しかし、ジェフリーの要求はすぐにマッサージ以上のものへと変わります。ある程度、会話をしながら少女の事情を把握できたら、衣服を脱ぐよう指示を出し始めます。そこからは想像通り、触ったり、行為そのものまでも行ったりといった、下劣極まりない行動へと進展していくことになります。

ジェフリーは「巧みな言葉で少女を教育」し、仕事を続けること、お金が欲しいなら(少女と)似たような女の子を1人紹介したら200ドル支払うといい、少女に新たな仕事をオファーします。

生活や家庭の事情で困っていた少女たちも、最初は悔しさやショックから泣き崩れるなど、後の取材に対して「恐怖」や「後悔」を語っていますが、現実問題と向き合った少女たちにとって「高額収入」であるジェフリーからの仕事は、それ以上の魅力があったのだと考えられます。

そして、自身も通いながらも友人らに「嘘」をついて、ジェフリーに次々と紹介していきました。多い時で2人から3人という人数を紹介していた少女もいます。

パームビーチでの被害者女性たちの証言と体験談については「【ジェフリー・エプスタイン】パームビーチ被害者女性の証言!弁護士の見解!」で紹介しています。

こうして、ジェフリーは○的搾取を目的とする未成年者らの巨大ネットワークを築いていきました。

ジェフリーは、若い白人の少女(14歳から18歳)を好む「ペドフィリア」であり、少女達への教育には「自分の好みの少女像」を教え込むという洗脳じみた内容も含まれていました。

こうして、大富豪「ジェフリー・エプスタイン」は、アメリカ史上最悪の「ペドフィリア」として、歴史に残る「大罪」を犯していくことなります。

また、ジェフリーには共犯者がいました。この共犯者がいたからこそ、ジェフリーは多くの少女を騙して連れ込むこと、政財界(社交界)の大物たちと繋がることに成功したことは間違いありません。ペドフィリア島(別名:エプスタイン島)で起こった政財界の大物を巻き込む事件は、世界規模でインパクトを与えるほどの影響がありました。

政財界の大物たちが接待を受けたとされるエプスタイン島については「【ジェフリー・エプスタイン】エプスタイン島事件を解説!リトル・セント・ジェームズ島の不可解な謎!」で紹介しています。

【ジェフリー・エプスタイン】共犯者で恋人ギレーヌの恐ろしい手口と共謀

出典:「Esquire」

ジェフリー・エプスタインには、恋人であり共犯者の「ギレーヌ・マクスウェル」という女性がいました。ギレーヌは、上流階級の出身にして英国訛りのある知的で魅力的な女性です。そしてその仮面は、少女や周囲からの信頼を得るには十分に足るものだったそうです。

ギレーヌは自身の出生や美貌、巧みな言葉を使い恐ろしい手口でジェフリーとの犯罪行為に加担していくことになります。

ギレーヌ・マクスウェルの略歴

ギレーヌ・マクスウェルは、イギリスの実業家で新聞社のCEOでもあり国会議員でもあった「ロバート・マクスウェル」の末娘であり、英国人の社交家で、裕福な家庭に生まれています。父親であるロバートはメディア王とも呼ばれており、愛娘であるギレーヌを溺愛したため船にまで娘の名前をつけていたそうです。

しかし、1991年のカナリア諸島で不可解な死をとげます。その後「(ロバートの会社の)従業員の退職金を搾取していた」ことが判明。ロバートのせいで大勢が退職金を失うという金融詐欺が発覚し、家族はマスコミに追われるようになり、さらに英国民からも嫌われるようになってしまいます。

そのことが原因だと思われますが、ギレーヌはその後、アメリカへと移住します。

ジェフリー・エプスタインとギレーヌ・マクスウェルの出会いについて詳細はわかっていませんが、一つ言えることは「当時、人生が下降中のギレーヌと上昇中のエプスタインの出会いはお互いにないものを持っており、惹かれあっていた」ということでした。

特に、上流階級出身で豊富な人脈を有するギレーヌは、当時のジェフリーにとっては喉から手が出るほど欲しかった「資産」に違いありませんでしたからね。

こうしてその後、2人は付き合うことになりますが、ギレーヌは「便利屋を兼ねた恋人」という感じだったと2人を知る人たちは語っています。現に、ギレーヌはジェフリーが欲しがるものは何でも用意したそうです。その代表例がギレーヌの持つ「人脈」でした。クリントン夫妻やアンドリュー王子など、ギレーヌがジェフリーに与えたものはまさに「上流社会そのもの」でした。

ジャーナリストで元ギレーヌの恋人クリストファー・メイソンによると

オックスフォード大学卒で「知性のある楽しい女性」という評判でした。また、ギレーヌはいつもジェフリーのことについて周囲に楽しそうに話しており、ジェフリーと過ごす日々は魅力的で気に入っていた様子だったといいます。また同時に機嫌を獲るためならなんでもやっているような印象を受けたといいます。

このギレーヌの歪んだ愛情表現こそ、ジェフリーの犯罪を助長し、肥大化させ、組織化し、さらに政財界の大物たちまで巻き込んだ巨大スキャンダルへと発展する大きな要因となっていきます。

ギレーヌ・マクスウェルの恐ろしい手口

多くの人は、ジェフリー・エプスタイン1人だけでは、あれほどの数の少女たちを自宅に招き入れ、マッサージを施術させるオファーを成功させることは不可能だったと言います。一つ言えることは、ギレーヌの存在こそ、少女たちに何の不信感や違和感なく勧誘を成功させた要因だったということです。

ギレーヌの恐ろしい手口について、実際に被害にあった女性の証言をもとにお伝えします。

ギレーヌは、自ら少女たちに対して積極的に「専属マッサージ師」の勧誘を行います。すでに解説したとおりですが、その仕事内容は「報酬1回200ドル、ジェフリーの邸宅でマッサージを行う」ものです。

少女たちは、当時のギレーヌの印象として、優しそうな英国人女性からの勧誘だったことから疑いもしなかったと語っています。このようにギレーヌから勧誘(声がけ)された女性の多くは、ギレーヌが上品なので皆一同に信じたそうです。

つまりは、ギレーヌはギレーヌが持つ、「育ちの良さ」と「英国訛り」を巧みに駆使することで、少女たちを勧誘することに成功していました。

また、驚くことにギレーヌは、少女と共にジェフリーのマッサージ、その後の行為にまで一緒に参加していることもわかっています。少女を油断させるためなのか、少女の抵抗感を希薄化させるためなのか、いずれにせよ、これがギレーヌによる恐ろしい手口になります。

追加情報としまして、ギレーヌによるとジェフリーは1日3回、違う女性と絶頂に達しなければならなかったらしく(理由が意味不明なのはさておいて)、ギレーヌ1人では当然無理だという考えもあり、多くの少女たちにマッサージなどの指導も積極的に行っていたそうです。

【ジェフリー・エプスタイン】少女達を支配したペドフィリアを徹底解説!共犯者で恋人ギレーヌの恐ろしい手口!

今回は、以下の内容についてお伝えしてきました。

  • 「ジェフリー・エプスタイン」少女たちを支配したアメリカ史上最悪のペドフィリア
  • 「ジェフリー・エプスタイン」共犯者で恋人ギレーヌの恐ろしい手口と共謀

ジェフリー・エプスタインの別荘だった、ウエスト・パーム・ビーチの邸宅で働いていた元従業員のアレッシによると、プールサイドにはトップレスの若い女の子が、たくさん、たくさん、いたのだとか・・・ノーコメント。

ジェフリーが、ベア・スターンズを退社して以降、いったいどのようにしてこれほどの莫大な資産を築いたのかを知るものは、誰もいません。一切が謎に包まれているのです。そして、それらのカギを握るのが「政財界の大物たちとのコネクション」だと言われています。ジェフリーは、富と権力を駆使しながら、警察やFBIの捜査から逮捕・起訴についても巧みにかわしていきます。

ジェフリー・エプスタインの逮捕劇と不可解な出来事については「【富と権力】ジェフリー・エプスタインの逮捕と起訴!FBIをも動かした事件の結末!」をご覧ください。

それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました!

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沼主

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