北陸応援割の電話がつながらない理由！予約を取る方法とは？

3月8日から開始した北陸応援割ですが、予想以上の反響で宿泊施設側はその恩恵を受けていることは確かのようです。一方で、「北陸応援割」を利用して予約をしようとしている旅行から相次いで苦情の声が挙がっていると言います。

3月15日現在、旅行者「なんで割引ダメなんだ！」と怒りの声が挙がっています。理由としては対象宿泊先がすでに予算を使い果たしたということです。また、それ以外の苦情として「電話がつながらない」、「予約が取れない」という事態にまで発展！いったいなにが起こっているのでしょう？

そこで今回は、

・北陸応援割で電話がつながらない理由とは
・北陸応援割の予約が取れない理由と旅行者の声

主にこちらの内容で紹介して行きます。

北陸応援割で電話がつながらない理由とは

応援割が使えないと知ると、なんで割引ダメなんだ❗️と電話越しに怒鳴る方や嫌味を言う方も🥲
私達も電話に出る社員を増やして対応しました。
応援割や予算枠を決めたのは私達ではありません。私達に悪態をつかれても…
私達は何も悪いことしてないのになぜ謝らねばならないのでしょう？#北陸応援割

— 黒部峡谷宇奈月温泉 ホテル黒部 (@hotelkurobe) March 8, 2024

出典：「黒部峡谷宇奈月温泉 ホテル黒部」

新潟県長岡市では、北陸応援割が始まってから予約が相次ぎ感謝の声が挙がっています。しかしその反面、新潟県内に電話が集中したことで、通信が制御される事態も起きているとのこと。

従業員「朝7時すぎから電話がきている。皆さまには10時と告知しているが、9時ぴったりくらいにつながるまで、かけ続けていただいているお客様も大勢いらっしゃる」

8日から始まった北陸応援割の受付は、予想以上の反響を呼んでいます。しかしその一方で、電話対応が追い付かず、さらに通信が同時間帯に集中したことで「アクセス制限」までかかっている様子。

NTT東日本によると、8日午前9時頃から新潟県に電話が集中し、つながりにくい状況が発生したため、NTT東日本は「携帯電話から固定電話への通信制御を実施」していると発表しました。

北陸応援割で電話がつながらない理由としては、この携帯電話から固定電話への通信制御が大きく影響しているものと思われます。なお、NTT東日本は通信制御解除に向けて対応中とのことです。

北陸応援割の予約が取れない理由と旅行者の声

楽天トラベル　北陸応援割
石川県のクーポンも４５秒ほどでなくなりました
クーポン取得→予約画面リロードで予約を試みましたが何回かエラー出てるうちにクーポンはお亡くなりになられました😿

こんなん誰がとれるんｗｗｗ

— のの子 (@DeparturesDr) March 15, 2024

出典：「のの子（@DeparturesDr）」

北陸応援割が開始されたわずか30分で予約枠は完売・・・。制度の詳細が事務局から届いたのが前日7日の午後6時頃・・・。各宿泊施設では、これらの事態に頭を抱えています。

つまり予約が取れない理由としては、予想以上の反響（北陸応援割への予約申込）だったため、各宿泊施設に割り当てられていた「予算を即日のうちに使い果たした」ということになります。さらにその流れから、事実を知らない旅行者から「苦情」や「キャンセル」が相次いでいる事態に発展したことが考えられます。

しかも、配分された予算額は思っていた以上に少ないとも・・・。

北陸応援割の対象宿泊先250余りのうち約3割は3月12日の時点ですでに「割引適用を終了」したということです。人気のある宿からどんどん予約が入り、割当予算を使い果たしている状況のようです。

これまでにインターネット経由で事前予約した「300件以上」がキャンセルをするなど、宿泊宿によっては、来月4月からの予約に「空き」まで出てきてしまっており、北陸のイメージを逆に損なってしまうなどと、制度の恩恵が返って仇になっているのではと懸念する声も挙がっています。

中には賢い人もいるんだなーと感心したのが、北陸応援割開始前に予約しておいて、開始になったら一度キャンセルを入れつつキャンペーンで取り直す（切り替える）という知恵のある猛者もいるようです、

X（旧 Twitter）を色々と探してみましたが、予約が取れない旅行者の方の声よりも、この制度への苦情や、心ない苦情を宿のスタッフにぶつける方への批判の方が、声としては多かったような気がします。

電話がつながらない！予約が取れない！課題を抱える北陸応援割

今回は、北陸応援割で電話がつながらない理由、北陸応援割の予約が取れない理由と旅行者の声についてご紹介してきました。

実際のところ、制度の恩恵があったことは確かですし、素晴らしい観光支援策だったのだと思います。しかしながら、一方で「割当予算が少なすぎた」という実態が浮き彫りとなってしまいました。

また、問い合わせ対応が「アナログ化」してしまっていることで、携帯電話から固定電話への通信制御がかかるなど、旅行者はもちろんのこと、受け皿である宿泊施設にもお互いに相当無駄な時間を割かれている状況は大きな課題と言えるでしょう。

当メディアでは、可能な限り早く、わかりやすい内容で「北陸応援割」について続報があれば、記事にしてご報告出来るよう努めていきます。本ページの内容については、これから順次更新をしていく予定となりますので、ブックマーク登録をしておくのがおすすめです。

それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました！